...二人は医院の裏二階の瀟洒(さつぱり)した室で...
石川啄木 「鳥影」
...この時の居士はかつて見た白木綿の兵児帯姿ではなく瀟洒(しょうしゃ)たる洋服に美くしい靴を穿(は)いていた...
高浜虚子 「子規居士と余」
...其処に瀟洒(しょうしゃ)な四畳半の室(へや)があって...
田中貢太郎 「円朝の牡丹燈籠」
...教えなかったのは私はこんな尾羽(おは)打ち枯らした貧乏くさい生活をしているのに柳沢はいつも洒瀟(こざっぱ)りとした身装(なり)をして...
近松秋江 「うつり香」
...待合の建物があまり瀟洒(しょうしゃ)でもなく...
徳田秋声 「縮図」
...申し分のない瀟洒(しょうしゃ)な服装ではいって来た...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...瀟洒な華奢な青年だが...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...暮雨瀟瀟たり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...瀟洒(しょうしゃ)たる貴公子であるこの人が...
中里介山 「大菩薩峠」
...黒漆のタキシードを纒った瀟洒たる一紳士が...
久生十蘭 「魔都」
...定めて瀟洒(しょうしゃ)な家(うち)に住って閑雅な生活をしているだろうと思って...
二葉亭四迷 「平凡」
...スレンダーな容姿が何といふこともなく瀟洒で...
牧野信一 「タンタレスの春」
...それからきわめて瀟洒(しょうしゃ)たる黒服の...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...「用がすんだから」と彼は瀟洒(しょうしゃ)たる黒服の紳士に言った...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...「過神辺駅、訪菅先生夕陽黄葉村舎、柴門茅屋、茂園清流、入其室則窓明軒爽、対山望田、甚瀟灑矣、先生有詩、次韻賦呈...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...風迎驟雨瀟々至...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...白や淡緑色の瀟洒(しょうしゃ)な外国汽船や...
山川方夫 「一人ぼっちのプレゼント」
...「直指人心」の四大字がその風趣であり、「寒流帯月澄如鏡」の一行も、自ら題するごとく、戦気瀟々、肌に粟を覚えるような筆勢である...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
- 野球選手の大谷翔平さん: 怪我で3試合連続欠場 ⚾
- 野球選手の石井大智さん: 左アキレス腱断裂から復活し、51試合連続無失点を達成🔥
- 野球選手の村上宗隆さん: 新人として初のシーズン30号本塁打を記録 ⚾
