...小鳥類を濫獲して取り尽せば...
丘浅次郎 「自然の復讐」
...あまりに濫費(むだづかい)に過ぎ...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...下なる大地に氾濫して来る時...
薄田泣菫 「独楽園」
...自恃も自尊心も――すべて痛ましい愁嘆の氾濫に押し流されてしまった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...府の役人が箕面(みのお)公園にドライヴウェーを作ろうとして濫(みだ)りに森林を伐り開き...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...住吉川の氾濫の方が遥(はる)かにひどいと云う噂が専(もっぱ)らである...
谷崎潤一郎 「細雪」
...それにしても私はこの為めに何んなに心を濫費(らんぴ)したらう...
田山録弥 「心の階段」
...此特權を濫用して高言を吐き...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...と云うのは私の云い方が「濫りに形式論理を排除するかの如く感ぜしめる理由」があると博士は云っているらしいからである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...通俗大学を建ててそれに多大の時間と金とを濫費し...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それを濫用しない理性の下にある時は...
中島敦 「光と風と夢」
...広大な地域にわたって氾濫が起きる...
中谷宇吉郎 「異魚」
...その湯が流し場に小氾濫を起して...
中谷宇吉郎 「温泉2」
...引き続いて九月に発生したカスリン台風による利根川の大氾濫によって...
中谷宇吉郎 「亡び行く国土」
...いつの間にか戸主に改めた彼の印形(いんぎょう)を濫用(らんよう)して金を借り散らした例などが挙げてあった...
夏目漱石 「道草」
...国費の濫費(らんぴ)である...
吉川英治 「三国志」
...大魚が池中にはいったので古い池水は氾濫(はんらん)した...
吉川英治 「新書太閤記」
...悪貨濫造(らんぞう)という思いきった政策が...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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