「濫」の意味
水があふれる
「濫」の例文(場面別)
- ニュース大雨による河川の濫水で、周辺地域が深刻な被害を受けた。
- 日常会話最近の雨で、川が濫水しそうで心配だ。
- ビジネス洪水対策として、濫水を防ぐための新しい堤防の建設が計画されている。
小説での「濫」の使い方
...しかし水源地の銅山の樹が濫伐されたために...
伊藤野枝 「転機」
...山林濫伐をすればどう云ふ惡い事が出來て來る...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...日本紙の紙屑は嵩張らないだけに氾濫する度数も少く...
谷崎潤一郎 「文房具漫談」
...もしくは濫費をしていたという事である...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...氾濫(はんらん)する大量の流水の勢力は少なくも数村を微塵(みじん)になぎ倒し...
寺田寅彦 「天災と国防」
...物理学上の言葉の濫用かもしれぬ...
寺田寅彦 「時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ」
...如何に多く文学に氾濫していることであるか...
豊島与志雄 「神話と青春との復活」
...わたしは明治四十三年の秋隅田川の汎濫と其翌年淺草の大火とを以て江戸の古蹟とまた江戸趣味との終焉を告ぐるものとなした...
永井荷風 「十年振」
...あの熱鉄が、ひたひたとこの肌に触れ、この身内がその時に焼かれる、あの濫悩、この黒髪がどろどろの湯になって溶ける悩楽を知るまい...
中里介山 「大菩薩峠」
...外国雑誌に紹介記事が氾濫(はんらん)した...
野村胡堂 「胡堂百話」
...その氾濫(はんらん)のながめいちじるく...
萩原朔太郎 「厩」
...災難の濫觴(らんしょう)とも...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...氾濫の過不足によってかくも頻々と起っている困窮を...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...しかしひとは濫読の危険を通じて自分の気質に適した読書法に達することができる...
三木清 「如何に読書すべきか」
...酒の濫用ということがもし有りとすれば...
柳田国男 「木綿以前の事」
...是は女の勇気の最も惜しむべき濫用であった...
柳田国男 「木綿以前の事」
...庄内川や各地の河川が氾濫(はんらん)して...
吉川英治 「新書太閤記」
...大魚が池中にはいったので古い池水は氾濫(はんらん)した...
吉川英治 「新書太閤記」
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