...真に海濤の勇士なりき...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...時間経済法10・14(夕)故人長田秋濤(をさだしうとう)が風流才子であり...
薄田泣菫 「茶話」
...歓喜と絶望と信頼と諦観(ていかん)とのあざなわれた波濤(はとう)の間に没し去った...
高村光太郎 「智恵子の半生」
...怒濤の岸を進み行き...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...松濤の時と同じように...
中谷宇吉郎 「牧野伸顕伯の思い出」
...蔭へ廻ると「濤子さん――」と言ったような無礼な口を利くそうで...
野村胡堂 「悪魔の顔」
...頭の良いところを見ると一種の変質者でしょう」濤子未亡人と美保子の感謝を後に...
野村胡堂 「悪魔の顔」
...その非常に危険な怒濤(どとう)の中におろされなければならなかった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...薛濤詩、唐女郎魚玄機詩、揚太后宮詞、緑遺藁(孫蘭詩)の四つの古刊本を重印したものである...
堀辰雄 「我思古人」
...どっと押しよせて来る言葉の怒濤(どとう)をくぐりぬけ...
本庄陸男 「石狩川」
...乱れた鬣を持った大きな獣のような巨濤(きょとう)が立って...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「髪あかきダフウト」
...一月一日 大風雪P6(一〇・三〇)―P7=松濤キジ(一一・三〇)―北鎌コル(一二・三〇)―雪洞掘り終る―(一四・三〇)クラストの上に新雪一尺程つもり...
松濤明 「槍ガ岳」
...緑の怒濤のように前後左右で吼え沸き立つのはよいとして...
宮本百合子 「雨と子供」
...怒濤のような喚声が...
横光利一 「上海」
...ふと傍に並んでいる千鶴子が松濤の木椅子の上で洩した言葉を思い出した...
横光利一 「旅愁」
...後ろを見ない鉄の怒濤となっていたものだった...
吉川英治 「私本太平記」
...波濤のそこへでも沈んで行くかのようなものにつつまれるかとおもうと...
吉川英治 「新書太閤記」
...終夜怒濤を聞きながら睡りつ覚めつして朝早く起きて見るとよく晴れたなかに相変らず風が荒れて...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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