...紙の濕氣が少し乾くのを見計つて...
會津八一 「拓本の話」
...夜氣が濕(しつと)りと籠つて...
石川啄木 「鳥影」
...汽車で甲府の病院まで行つて濕布(しつぷ)をして貰つたが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...二こよひ濕(うる)める夕月(ゆふづき)の人(ひと)醉(ゑ)はしめの寂(さびし)みに...
薄田淳介 「白羊宮」
...同時に氣温濕度の急變から起る生理的...
寺田寅彦 「天文と俳句」
...此(こ)れまあ朝(あさ)つぱら凉(すゞ)しい内(うち)に見(み)たらどら程(ほど)えゝこつたかよ」おつたは濕(しめ)つた手拭(てぬぐひ)を幾(いく)つかに折(を)つて手(て)に攫(つか)んだ儘(まゝ)...
長塚節 「土」
...粘膜(ねんまく)のやうに赤(あか)く濕(うるほ)ひを持(も)つた二つの道筋(みちすぢ)を傳(つた)ひて冷(つめ)たく垂(た)れた洟(はな)を彼(かれ)は啜(すゝ)りながら...
長塚節 「土」
...足(あし)を濕布(しつぷ)で温(あたゝ)める事(こと)と...
夏目漱石 「門」
...地濕りと黴(かび)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...薄濕(うすじめ)りの大地の上に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...七年の濕氣(しつけ)に朽(く)ちて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...濕つた灰の中から...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...濕地帶の朝の空氣は何も彼もが夜露で濡れてべとついてゐる感じだ...
林芙美子 「ボルネオ ダイヤ」
...地上は濕(しめ)つぽく空氣は冷(つめ)たかつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...しかもそこに作者の見出してゐる人生の小さな眞實がいかにわれわれに物語めいた濕やかな情趣をさへもつて感ぜられるか...
堀辰雄 「姨捨記」
...「ヴァイオリンが濕氣のために音が狂つてしまつて...
堀辰雄 「四葉の苜蓿」
...いつも濕々(じめじめ)してゐる溝ぎわの方から...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...この無邊際の赤道海の上には何處にも、暑い濕氣と、息詰まる重苦しさとのほかには何ものもなかつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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