...清淨無垢の「球(きう)」に照る清く澄みわたつた金色(こんじき)を威嚇してゐる...
レミ・ドゥ・グルモン Remy de Gourmont 上田敏訳 「さしあげた腕」
...と実(み)もふたも無いような言い方をして澄(すま)し込んでいるものですが...
太宰治 「新釈諸国噺」
...五時広島駅着、地下道をのぼつて出札口に近づくと、大山さんのニコ/\顔が待つてゐた、うれしかつた、連れて澄太居へ...
種田山頭火 「行乞記」
...湖水のように澄み渡った空には...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...澄代は酒も少しは飲めた...
豊島与志雄 「操守」
...冷かに澄み切っていた...
豊島与志雄 「反抗」
...澄み切った水の底に...
中井正一 「美学入門」
...清く澄みわたって...
中里介山 「大菩薩峠」
...清澄の茂太郎こそは小金ヶ原での群衆心理を忘れはしまい...
中里介山 「大菩薩峠」
...取り澄ました顔をしないとも限らなかった...
夏目漱石 「明暗」
...澄みたる月は暴風雨(あらし)のあとにこそ来る...
長谷川時雨 「柳原※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子(白蓮)」
...見ろ」ムーアの両眼は澄み...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...窓に限られた小さな空が紺碧に澄み渡つて...
牧野信一 「愚かな朝の話」
...耳を澄まして聞いて見たら...
牧野信一 「美智子と日曜日の朝の話」
...さあ……」澄夫は...
夢野久作 「笑う唖女」
...一本の笛の音が澄み透って来るような空の眺めだった...
横光利一 「旅愁」
...そして東渓村の見晴らしのいいところへ、それをでんと据えこんで、澄ましていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...密(ひそ)かに空想を楽しんでいる――「あの落ちつき澄ましている様子では...
吉川英治 「宮本武蔵」
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