...これこの時にあたりデンマークの愛国者がその脳漿(のうしょう)を絞(しぼ)って考えし問題でありました...
内村鑑三 「デンマルク国の話」
...皮と骨の間に漿液(しょうえき)か何かが...
梅崎春生 「幻化」
...お岩は体をふるわしながら鉄漿を付け...
田中貢太郎 「南北の東海道四谷怪談」
...燭台だのお膳だの鉄漿(おはぐろ)の道具だの唐草の金蒔絵をした可愛い調度が...
谷崎潤一郎 「少年」
...東京へ来てからまだ一度も鉄漿(かね)をつけたことのないような...
徳田秋声 「足迹」
...血潮と脳漿の付いたのを見付け出しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...十五六の小癪(こしやく)なるが酸漿(ほうづき)ふくんで此姿(このなり)はと目(め)をふさぐ人(ひと)もあるべし...
樋口一葉 「たけくらべ」
...また血漿の代りに塩水の注射が可能かどうかの実験も一回行われた」と述べている...
平光吾一 「戦争医学の汚辱にふれて」
...掌ニワヅカ最後ノ罌栗ガ潰エ 血漿ガ黝ク 頸ニ錆ビル...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...酸漿屋(ほおずきや)・簪屋(かんざしや)・飴屋(あめや)などが店を張っていた...
松本泰 「暴風雨に終わった一日」
...○肉漿とは牛の血肉と称する処を肉絞り器械にて絞りその血を強壮剤として飲むなり...
村井弦斎 「食道楽」
...海酸漿(うみほおずき)のようにふっくらとしていて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...名は近くても毬酸漿(いがほおずき)という草の実と...
柳田国男 「母の手毬歌」
...その姉というのが今の酸漿であり...
柳田国男 「母の手毬歌」
...これに反していっぽうの毬酸漿(いがほおずき)は...
柳田国男 「母の手毬歌」
...脆弱なる地皮より熱漿を吐く如く...
横瀬夜雨 「花守」
...「……猪口才(ちょこざい)な」黒々と鉄漿(かね)を染めた歯が下唇を噛んでいた...
吉川英治 「新書太閤記」
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吉川英治 「宮本武蔵」
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