...こういう漫歩癖は年とともに強くなった...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「わたくし自身について」
...危険思想の瀰漫(びまん)を論じて曰...
芥川龍之介 「骨董羹」
...至って散漫なる者であったが...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...前にいう漫然たる恵比寿(えびす)ぎれのようなものは雲の如くあるがさてまとまったものは一つもない...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...漫画の仕事も怠けがちになり...
太宰治 「人間失格」
...こういうふうに考えてみると漫画の将来にはまだいろいろな未発見の領土が隠れていそうに思われる...
寺田寅彦 「映画芸術」
...もし私の考えているすべての漫画を滑稽であるとすれば...
寺田寅彦 「漫画と科学」
...漫に貨物を港灣に集めむとするが如し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...彼の漫歩的な気質は...
豊島与志雄 「波多野邸」
...健作――松木水声の漫談なんて...
平林初之輔 「探偵戯曲 仮面の男」
...万成座の五一郎と漫才等々を少し宛見て...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...沢を遡行(そこう)して登りつめたところから漫然と尾根を下ったり...
松濤明 「ピークハンティングに帰れ」
...今の純文学を以て自ら任ずる者、漫に高壮、美大を称して、而して其言雲煙の漠たるが如し...
山路愛山 「詩人論」
...その時に私がこころみた「殺人芸術」に関する漫談を...
夢野久作 「冗談に殺す」
...又は世界の漫遊みやげの...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...夕刊各紙の「短針」「三角點」「よみうり寸評」を初め、漫畫漫文、ウソシンブンの類まで、君が云はんとする所は、人間も云つてゐる...
吉川英治 「折々の記」
...けれど読者の焦点をあまりに散漫にしすぎてしまう...
吉川英治 「随筆 新平家」
...そういう視点から見れば『論語』の編纂の仕方は決して漫然と集めたというようなものではない...
和辻哲郎 「孔子」
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