...宿なしの無頼漢でもやったことだろう...
ギィ・ドゥ・モオパッサン Guy de Maupassant 秋田滋訳 「狂人日記」
...本間さんと申す漢方医...
芥川龍之介 「雛」
...衣の棚の市村水香先生の漢学塾に通いまして...
上村松園 「想い出」
...そこへつけこんで、相手の巨漢は、むずと組みついてきた...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...今どき珍らしい背広姿の酔漢を見かけたろう...
海野十三 「蠅男」
...漢方の風邪薬(かぜぐすり)のように振り出し絞り出すのである...
寺田寅彦 「コーヒー哲学序説」
...その冷酷漢の名誉を表彰するために奨励金支出の議案でも提出してやったんだのに!……実にすばらしいポンチ絵だよ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...そこで漢になつて大いに書籍を集めたが...
内藤湖南 「支那目録學」
...漢学講義とか輪講とかいう際は私も加わって相応に口をきいた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...折助の前身には無頼漢(ぶらいかん)もあれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...没分暁漢(ぼつぶんぎょうかん)あるいは門外漢になると知らぬ事を知らないですましているのが至当であり...
夏目漱石 「中味と形式」
...蕪村は徂徠等修辞派の主張する、文は漢以上、詩は唐以上と言へるが如き僻説(へきせつ)には同意する者にあらざるべけれど、唐以上の詩を以て粋の粋と為したること疑(うたがい)あらじ...
正岡子規 「俳人蕪村」
...これらの不便は、漢字の性質が、音を現さずして、意義を現すより来る者なれども、他の方面に立ちて見ればこの漢字の性質より来る便利もまた少からず...
正岡子規 「病牀譫語」
...何で悪い! お身は絵かきにも似合わぬ木強漢だの」と...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...漢文は達者に書いたらしいが...
森鴎外 「俳句と云ふもの」
...呂布は実に迷いの多い漢(おとこ)ではあった...
吉川英治 「三国志」
...江漢老人は、肩の骨を尖(とが)らせて、そこに坐っていた...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...漢字は直観性と抽象性との適度なる交錯によって...
和辻哲郎 「孔子」
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