...ボート・レースを漕ぐ姿のまま大隈侯にお目にかかった...
日本経済新聞社 「私の履歴書」
...「あの艪(ろ)を漕ぐ腰ッ振が好う御座いますね」と市助までが黙ってはいなかった...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...漕ぐのを止めて淦(あか)をかい出さねばならなかった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...「I am a oarsman Rowing.」と漕ぐ恰好をすると...
田中英光 「オリンポスの果実」
...ル(マヽ)ユツクサツクがかるい朝風・向日葵日にむいてゐるまへをまがる・空ふかうちぎれては秋の雲水底からおもく釣りあげたか鮹で・いながはねるよろこびの波を漕ぐ葱も褌も波で洗ふ・足は波に...
種田山頭火 「行乞記」
...李景雲に漕ぐのを止めさして...
豊島与志雄 「画舫」
...夜舟を漕ぐような懈怠(けたい)が無いのみならず...
中里介山 「大菩薩峠」
...漕ぐ手を休めては時々お品の前に立ち上がるのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...船で女の子のところへ通ふなんて圖は」八五郎は船を漕ぐ眞似なんかして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...息子が漕ぐのである...
火野葦平 「花と龍」
...運動には相違ありませんが僕のは体育や精神修養やの目的ではなくて、朝(あした)は竜巻になつて襲ふて来る煙りに似た悲しみと闘ひ、夕べは得体の知れぬ火に似た情熱に追はれて奮戦し――といふ風な孤独の騒ぎで、だから僕は馬に乗る、オートバイで駆け廻る、フエンシングの練習をしてゐる、棒高飛びをする、機械体操を試みる、大酒を喰ふ、舟を漕ぐ、夫婦喧嘩をする、美女を追ひ廻す、水泳を行ふ……等と種々様々な活動をしますが、以上挙げたもののうちの幾つかは別としても、僕のは決してノルマルな型をもつて技に従ふといふのではなくて、自分では解りませんが、おそらくその姿のだらしなく、醜く、若し眺める者があれば噴飯の値もなく忽ち顔を反むけるに違ひないのです...
牧野信一 「僕の運動」
...宮崎の三郎は南へ漕ぐ...
森鴎外 「山椒大夫」
...チョキは其オトッツァンが漕ぐのである...
柳田國男 「瀬戸内海の島々」
...相手はそろそろ舟を漕ぐ...
山本笑月 「明治世相百話」
...漕ぐ...
夢野久作 「能とは何か」
...ゐざり車を漕ぐゐざり...
與謝野寛 「妄動」
...漕ぐ櫓にも、そうした気ぐみが見えた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...そっちへ乗れ……よし……出した……出来るだけ静粛(しずか)に漕ぐんだぞ』グロニャールとルバリュの二人はカジノの少し左手(ゆんで)に当る向う岸に向って一直線に漕ぎ出した...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
時事ニュース漢字 📺
