...そして其処から滴る血を吸ひ始めた...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...天つ神の鋒(ほこ)から滴る潮の大和島根(やまとしまね)を凝り成して以来...
芥川龍之介 「僻見」
...かえって露の滴るごとく...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...公子返す切尖(きっさき)に自から腕を引く、紫の血、玉盞に滴る...
泉鏡花 「海神別荘」
...そしてきゃしゃな指さきに露の滴るような花束をとり上げて...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...矛の末より滴る塩積りて淤能碁呂(オノコロ)島となりしとの記事あり...
高木敏雄 「比較神話学」
... 175やがて滴る鮮血をすゝり臟腑を喰ひ盡す...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...ぽとぽと液体の滴る音がした...
直木三十五 「ロボットとベッドの重量」
...桜花落尽して満山の新緑滴るが如し...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...甘露の水の滴るを...
長塚節 「長塚節歌集 中」
......
長塚節 「長塚節歌集 中」
...しきりにゆらめいては滴るので...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ある幸福」
...」かう云ひさして爺いさんは水の滴る自分の着物を指さした...
カミイユ・ルモンニエエ Camille Lemonnier 森林太郎訳 「聖ニコラウスの夜」
...血の滴るその皮膚をひとに着せ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...山は滴るやうな榛の若葉に満ち...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...ぽとりぽとりと血の滴るように葩(はなびら)が散って仕舞う...
蘭郁二郎 「夢鬼」
...實に滴る樣な鮮かな紅ゐの色をしてゐた...
若山牧水 「樹木とその葉」
...滴る樣な濃紫の指頭大の粒々しい實の上にさら/\と鹽を振つて...
若山牧水 「樹木とその葉」
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