...いつも不活溌で矮小(わいしょう)な汲取屋の馬なのである...
梅崎春生 「庭の眺め」
...男が女装しているものとはあの溌溂(はつらつ)たる肉体美から云って信じられない...
海野十三 「赤外線男」
...この噂が溌(ぱっ)と立(たっ)て...
関根黙庵 「枯尾花」
...生々溌剌(せいせいはつらつ)...
太宰治 「トカトントン」
...若くて死んだこれらの仲よしの友だちは永久に記憶の中に若く溌剌として昔ながらの校庭の土俵で今も相撲をとっている...
寺田寅彦 「相撲」
...溌剌たる会話が際限もなく続く...
豊島与志雄 「風俗時評」
...反溌(はんぱつ)しようとしている奴等だ...
直木三十五 「南国太平記」
...生気溌溂たる陽気な所を求めて...
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」
...万事が溌剌としている...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...円滑な溌剌たる印象を与えることは...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...同時に活溌に婦人民主クラブの公共的な活動をしているという点です...
宮本百合子 「「あたりまえ」の一人の主婦」
...彼活溌なる同郷の人々と交らんやうもなし...
森鴎外 「舞姫」
...二人は覚えず活溌(かっぱつ)な歩調になった...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...少なくとも体はそのおかげで活溌になるであろうから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...何かしら一層溌剌たる・沸きたつような・ものを持ち...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ついにその身を傷つけたあの溌剌を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...元気溌溂たる人間に変って来ておりますことを……...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...むしろ、好機措(お)くべからずとして、活溌な外交と、兵力を用いて、今川義元のあとの――今川氏真(うじざね)の勢力を、駿河(するが)遠江(とおとうみ)の二国からまったく駆逐(くちく)してしまったのである...
吉川英治 「新書太閤記」
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