...そこでその湊合がなんだ...
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「笑」
...今や万国商業の湊合(そうがふ)する一港湾となり...
石川啄木 「閑天地」
...……上旅籠(じょうはたご)の湊屋で泊めてくれそうな御人品なら...
泉鏡花 「歌行燈」
...雲の湊(みなと)の漁火(いさりび)か...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...享和二年十一月には、佐渡に地震があって、小木湊に海嘯...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...洋學年表文政八年の項に、「長崎の東郊鳴瀧の地に校舍を建てシーボルト講學の場とす」とあり「醫學、博物學を講説す」とあつて、當時の模樣を日高凉臺が手紙で傳へた文に「此節は西醫も珍敷者到來にて、町ぢゆう施療彼是にて、四方の英哲許多相集、未曾有之盛事と申に御座候、當時阿州美馬順三、江戸湊長安、遠州戸塚靜海、阿波高良齋、其他研介○○などいづれも相應に出來候者にて愉快無限に相覺申候」云々といふくだりもあつて、昌造が物心つくころには、長崎ぢゆう好學の氣分が溢れてゐたのだから、よほどのボンクラでない限り、何らかの影響をうけずにはゐられなかつたらう...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...折柄山のうへなる空に雲のむら/\とうかび居たれば比叡の嶺ゆ振放みれば近江のや田上山は雲に日かげる息吹の山をいや遙にみて天霧ふ息吹の山は蒼雲のそくへにあれどたゞにみつるかも極めてのどかなる湖のうへに舟のあまた泛びたるをみて近江の海八十の湊に泛く船の移りも行かず漕ぐとは思へど丹波の山々かくれて夕立の過ぎたるに辛崎のあたりくらくなりたれば鞍馬嶺ゆゆふだつ雨の過ぎしかばいまか降るらし滋賀の唐崎八月一日...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...俺は東湊町(ひがしみなとまち)の方を見張ろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...金十郎は胸とどろかせながら、去年の夏のはじめ、八条猪熊の女衒に連れだされ、大湊という、北の湊の船宿へ、飯盛に売られたひとがあったそうだが、となぞをかけると、女はうなずいて、おはずかしいが、わたくしもその一人だと、さめざめと泣きだした...
久生十蘭 「奥の海」
...いづれも湊一二ヶ所づつ...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...何になるか? それよりも湊へ行くかどうか...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...わたくしは姑(しばら)く下(しも)の如くに湊合して見る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...湊(みなと)や城下町で始まった気遣いはなく...
柳田国男 「年中行事覚書」
...故に千軒あったという昔の湊(みなと)などは...
柳田国男 「木綿以前の事」
...通夜の晩などに湊屋が来ると...
夢野久作 「近世快人伝」
...やがて伊勢ノ大湊に集まり...
吉川英治 「私本太平記」
...湊川(みなとがわ)...
吉川英治 「新書太閤記」
...大湊へ渡れば、あれから津へ行く便船が出るはずだな」「はあ、四日市へでも、桑名へでも」「おやじ、今日はいったい、年暮(くれ)の幾日であったかなあ」「はははは、よいご身分でござらっしゃるの、年暮(くれ)の日をお忘れか、きょうはもう師走の二十四日でござりますわい」「まだそんなものか」「お若い方はうらやましいことを仰っしゃる」高城の浜の渡船場まで、武蔵は駈けるように歩いた、もっと駈けてみたい気がするのである...
吉川英治 「宮本武蔵」
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