...ピストル強盗は渾名(あだな)通り...
芥川龍之介 「将軍」
...完(まった)くこの忠諫(ちゅうかん)を進める所から来た渾名(あだな)である...
芥川龍之介 「忠義」
...常に渾身の努力を挙げて...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...たとえこの粒子はいったんは渾沌と混合してしまったとしても』とこう言うのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...往昔の渾沌の死骸と思われる黄道光物質中に突入することによって『更新』するという考えを述べているのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...夜は盲目物語を読んで潤一郎芸術の渾然たるにうたれた...
種田山頭火 「其中日記」
...天地万物の運動はすべて人間には端倪(たんげい)する事の出来ぬ渾沌(こんとん)たるものになるであろう...
寺田寅彦 「方則について」
...「伊勢乞食」という渾名がどこから出たか...
中里介山 「大菩薩峠」
...天下を睥睨(へいげい)するという渾成(こんせい)と...
中里介山 「大菩薩峠」
...莊公は渾良夫(こんりやうふ)に向つて...
中島敦 「盈虚」
...大夫に昇った渾良夫(こんりょうふ)とだけが...
中島敦 「盈虚」
...マドンナと云うのは何でも赤シャツの馴染(なじみ)の芸者の渾名(あだな)か何かに違いないと思った...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...學生間には「蚊とんぼ」といふ渾名(あだな)が付けてある...
三島霜川 「解剖室」
...鳥居とそのうしろの雄渾な反り橋の様式化に応じて...
宮本百合子 「あられ笹」
...少年宿志渾灰燼...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...皆が見さかいなく自分の王様を渾徳(こんとく)の最上位に押し上げるから*」...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...少なくともこの殿堂の渾然(こんぜん)とした美しさの一つの要素となっているだけでも...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...しかも先生は渾身(こんしん)の力を注いで製作しないではいられなかった...
和辻哲郎 「夏目先生の追憶」
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