...大空に又(また)わき出(い)でし小鳥かな木曾川の今こそ光れ渡り鳥大正五年十一月六日恵那(えな)中津川に小鳥狩を見る...
高浜虚子 「五百句」
...私という若い渡り鳥が...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...雁や野鴨の渡り鳥も...
太宰治 「逆行」
...渡り鳥渡り鳥が渡つてぐ枯れ山の小笹の上を渡つてぐ渦巻きの渦を巻き巻き枯れ山の小笹の上を渡つてぐ枯れ山の小笹の上に渦巻きの渦を巻き巻き渡つてぐ...
野口雨情 「別後」
...乙の少女「渡り鳥よいく日かかつてここまで来たの...
野口雨情 「未刊童謡」
...甲乙の少女「渡り鳥のお国は 随分随分遠いのね...
野口雨情 「未刊童謡」
...季節(セエゾン)のはじまる十月ごろヨーロッパへ戻るという渡り鳥のようなことをしていた...
久生十蘭 「だいこん」
...晴々とした渡り鳥の群か何かのやうに...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...秋の渡り鳥らしいのが一群...
堀辰雄 「姨捨」
......
前田普羅 「普羅句集」
...およぐ時よるべなきさまの蛙かな命婦より牡丹餅たばす彼岸かな更衣(ころもがへ)母なん藤原氏なりけり真しらけのよね一升や鮓のめしおろしおく笈(おひ)になゐふる夏野かな夕顔や黄に咲いたるもあるべかり夜を寒み小冠者臥したり北枕高燈籠(たかどうろ)消えなんとするあまたゝび渡り鳥雲のはたての錦かな大高に君しろしめせ今年米蕪村の用いたる古語には藤原時代のもあらん...
正岡子規 「俳人蕪村」
...前の二匹の鳥は勿論渡り鳥であるが...
正岡子規 「病牀苦語」
...貞享式(じょうきょうしき)に「古抄は秋の部に入れたれど渡り鳥にもあらず...
正岡子規 「病牀六尺」
...今年の渡り鳥の景気は...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...今年の渡り鳥の景氣は...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...年々季節を定めて遊びにくる渡り鳥の大群を...
柳田国男 「雪国の春」
...渡り鳥なども、一定の地域領に、棲めるだけの數しか棲まない...
吉川英治 「折々の記」
...渡り鳥を見るにつけ...
吉川英治 「新書太閤記」
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