...この怪塔ロケット隊の指揮権を渡すか」それを聞くと...
海野十三 「怪塔王」
...見渡すかぎり、屋根という屋根に、人間の鈴なりだ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...手渡すとすぐにすたすたと向うへ行ってしまった...
太宰治 「パンドラの匣」
...傘を渡すなり簷下に添うてとかとかと歩きだした...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...抑(そもそ)もリヽーを品子の方へ渡す時に...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...線路の上に立つと、見渡すかぎり、自分より高いものはないような気がして、四方の眺望は悉く眼下に横わっているが、しかし海や川が見えるでもなく、砂漠のような埋立地や空地(あきち)のところどころに汚い長屋建(ながやだて)の人家がごたごたに寄集ってはまた途絶えている光景は、何となく知らぬ国の村落を望むような心持である...
永井荷風 「元八まん」
...桃色の吸取紙みたいなカードを渡すと...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...その壜を俺に渡すと...
久生十蘭 「魔都」
...玄関で刀を甲斐に渡すと...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...外務省にも警視庁にも感付かれる心配が絶対にないであろうこと……セミヨノフの使者に皇女を引渡す場所はハルビンが最適当と認められる事(この皇女というのは或(あるい)は金(かね)の事ではあるまいかとも考えているのでありますが)……それから張作霖に飛行機二台を引渡す方法に就(つい)ては...
夢野久作 「暗黒公使」
...何しろ学校の近くだから見渡す限り本屋...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...見渡す野のはてに青く晴れた山...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...路銀から医者に渡すかねまですっかり奪(と)られてしまい...
吉川英治 「新・水滸伝」
...今夜にも持ち出して渡すと云うのだ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...お千絵を渡すことはならねえ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...人に渡すものではない...
吉川英治 「宮本武蔵」
...汲(く)んで渡すと...
吉川英治 「山浦清麿」
...そうして見渡す限り瓦の落ちた屋根が続いていた...
和辻哲郎 「地異印象記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
