...少しでも減ずる譯ではない...
石川啄木 「硝子窓」
...而(しか)してその食美ならざれば乳量減ずるを以て...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...例へば斜面を階段に直すにしても、階段を出来るだけ細かくすれば、それだけ実物と模型とが似て来る故、勘定の狂ひが、それだけ減ずる...
丘浅次郎 「固形の論理」
...秋から冬にかけては著しくその売行きを減ずるのである...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...急に榮養力を減ずる...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...誰(た)が為(た)めにか塵(ちり)の牀(とこ)を払はん」「形羸(つか)れて朝餐(てうさん)の減ずるを覚ゆ...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...かくのごとき見解と期待との相違より生ずる物議は世人一般の科学的知識の向上とともに減ずるは勿論なれども...
寺田寅彦 「自然現象の予報」
...光栄ある地位はあまりに容易な交際を許す時にはその光を減ずるものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...四方からこれを圧している外気の圧力が減ずるから...
中谷宇吉郎 「雪」
...我々の心の不明を減ずることを約束しているのを聞くであろう...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...今の事態の本位よりも一層の幸福を減ずるものなり...
福沢諭吉 「旧藩情」
...智強の数を増し愚弱の数を減ずるは教育の力に在り...
慶応義塾 「修身要領」
...(七月二十三日)七十三○家庭の事務を減ずるために飯炊会社を興して飯を炊かすやうにしたならば善からうといふ人がある...
正岡子規 「病牀六尺」
...またいわく尾ある猴は月減ずる時甚だ欝悒(うつゆう)し新月を望んで喜び躍りこれを拝むと...
南方熊楠 「十二支考」
...殊に汗を減ずるに使い...
南方熊楠 「十二支考」
...無格社は三十円まで減ずるを得...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...三椏なくば紙は風情を減ずるであらう...
柳宗悦 「和紙の美」
...彼らの蓄積に対する動因は利潤が減ずるごとに減少し...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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