「渇き」の意味
水分を欲する状態
小説での「渇き」の使い方
...男につくすことへの女らしい渇き...
高見順 「如何なる星の下に」
...囘龍は水の音を聴いていると、渇きを覚えた...
小泉八雲 田部隆次訳 「ろくろ首」
...そして私が飢えまたは渇きに悩むときには食物あるいは飲料を必要とし...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...しゃべっているうちに口が渇きまして...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...げにけふの思ひは惱みに暗くそはおもたく沼地に渇きて苦痛なりいづこに空虚のみつべきありや風なき野道に遊戲をすてよわれらの生活は失踪せり...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...ああ秋も暮れゆくこのままに故郷にて朽つる我にてはよもあらじ草の根を噛みつつゆくものどの渇きをこらへんためぞ畠より疲れて歸り停車場の裏手なる便所のほとりにたたずめり日はシグナルにうす赤く今日の晝餉に何をたうべむ(故郷前橋にて)...
萩原朔太郎 「晩秋哀語」
...珈琲店 醉月坂を登らんとして渇きに耐へず蹌踉として醉月の扉(どあ)を開けば狼藉たる店の中より破れしレコードは鳴り響き場末の煤ぼけたる電氣の影に貧しき酒瓶の列を立てたり...
萩原朔太郎 「氷島」
...水無月の日影つち裂くる時は清水となりて渇きも癒(いや)さん...
一葉 「暗夜」
...咽喉はひりつくような激しい渇きをおぼえた...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...水底に渇き疲れた神々の声を聴いてゐるのだ...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...喉の渇きがなおると...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...お前は影のために渇き...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「ウスナの家」
...渇きがその苦痛の中に消えて...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「精」
...物質と精神の渇きあがった苦しさを感じているとき...
宮本百合子 「新しい抵抗について」
...人は徳によりも誉れの方に渇きてあり!(ユウェナリス)第四十七章 我々の判断の不確実について(a)善くも悪しくも言いようはあまたあり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...医者から熱の渇きをいやされることを欲しなかったという人の話もしている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あたかも喉(のど)渇きてレテなる眠りの水を飲みたるがごとく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...喉の渇きばかりでなく...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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