...『喉が渇いて渇いて...
石川啄木 「菊池君」
...まことに芸術家の、表現に対する貪婪(どんらん)、虚栄、喝采への渇望は、始末に困って、あわれなものであります...
太宰治 「女の決闘」
...そのはかない渇望の念こそ...
太宰治 「断崖の錯覚」
...渇水(かっすい)の折からでもあろうが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...見るもの尽(こと/″\)く唯渇きに渇きて...
徳冨蘆花 「馬上三日の記」
...突然行きづまって涸渇(こかつ)し地面に吸い込まれてしまいはすまいかと...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...激しい渇に対して少量の飲料しか与えられなかった...
豊島与志雄 「田原氏の犯罪」
...遊ぶに軍費というやつが涸渇(こかつ)しているから...
中里介山 「大菩薩峠」
...(大井川については「大井川奥山の旅」――前著『山岳渇仰』に収む――に詳しく書いた)...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...内儀のお輝の血に渇(かわ)く...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...魂の渇きを充たしてくれる芸術がないからだ...
萩原朔太郎 「流行歌曲について」
...一方で彼女は激しい渇望を抱きつつ室内のどんな家具も調べつくした...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...とても喉が渇くので...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...陣中の兵糧は涸渇(こかつ)を呈した...
吉川英治 「三国志」
...蜀の茶の味に渇(かわ)いていたろう...
吉川英治 「三国志」
...必ずお渇(かわ)きになるに違いない」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...常に渇望の至り、造次(ざうじ)も忘れず、伏して、高察を給へ...
吉川英治 「平の将門」
...私は咽喉(のど)が渇いてめが覚めたんだけれど...
若杉鳥子 「ある遊郭での出来事」
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