...十六夜(いざよい)清心(せいしん)が身をなげた時にも...
芥川龍之介 「大川の水」
...私はそのうちから清元の十六夜清心を選んだ...
阿部次郎 「帰来」
...斯く身体が段々弱くなつて、防寒具、避暑具、防湿具、頸巻、手袋、耳覆ひ、呼吸器、塵除け眼鏡、ゼム、清心丹、タカヂヤスターゼ其他種種雑多の物の中、何か一つ欠けても忽ち病に罹るやうに成れば、生命を保つに必要な物の品数が非常に多くなり、それだけ生活費が高くなつて、生活難が度を増し、生存の競争になほ一層の努力を要することに成る...
丘浅次郎 「人類の将来」
...新郷(しんごう)で買った天狗(てんぐ)煙草が十銭、途中の車代が三十銭、清心丹が五銭、学校で取った弁当が四銭五厘、合計四十九銭五厘、持って来た一円二十銭のうちから差引き七十銭五厘がまだ蝦蟇口(がまぐち)の中に残っていた...
田山花袋 「田舎教師」
...賓丹か清心丹か...
徳田秋聲 「草いきれ」
...彼をしてかくの如く清心遠識ならしめたるか...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...されば隣りで唄(うた)う歌の文句の「夢とおもひて清心(せいしん)は...
永井荷風 「妾宅」
...」「清心(せいしん)さまか...
永井荷風 「すみだ川」
...芝居(しばゐ)を出てから一瞬間(しゆんかん)とても消失(きえう)せない清心(せいしん)と十六夜(いざよひ)の華美(はで)やかな姿(すがた)の記憶(きおく)が...
永井荷風 「すみだ川」
...芝居を出てから一瞬間とても消失(きえう)せない清心(せいしん)と十六夜(いざよい)の華美(はで)やかな姿の記憶が...
永井荷風 「すみだ川」
...清心上げざらひをなす...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...昼前梅吉方にて清心三味線けいこす...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...「清心が十六夜にパッタリであふ...
正岡容 「下町歳事記」
...清心さまとすがり付く可し」また...
正岡容 「下町歳事記」
...清心院は糸魚川藩主松平日向守直春の女(ぢよ)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「去五日清心院様御逝去被遊候由...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...過日清心院様御逝去之御機嫌伺取計之一礼...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「清心院様御四十九日御相当に付兼而勤仕之者申合於定福寺少分之御供養申上...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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