...袖の動きに半を持添えて...
泉鏡花 「薄紅梅」
...若干(じゃっかん)の旅費まで添えて出立させる...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...それには「同氏不在の節はトム・レッドルース又はホーキンズ少年開封の事」と書き添えてあった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...このふたつが啼いてどこまで飛んだやら!今年の私は山村庵居のよろこびに添えて...
種田山頭火 「雑記」
...出来ました」割箸(わりばし)を添えて爺が手渡す丼(どんぶり)を受取って...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...熊笹の数株まで添えてありました...
豊島与志雄 「崖下の池」
...先ほど湯呑に都鳥の菓子を持添えて来たかのお園ではないか...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...それのみならず金に添えて詫状一札をも取られるという始末である...
永井荷風 「申訳」
...「そんな事があっては第一私(わたし)が済まない」と次に添えた時はもう常に復していた...
夏目漱石 「虞美人草」
...アカーキイ・アカーキエウィッチ――ロシア人の名前には父称といって自分の父の名に一定の語尾を附したものが添えられる...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...西洋にも詩聖ダンテまで捲き添えを食わせたゲルフ党とギベリン党の内乱は全く犬の喧嘩に基づいたというが...
南方熊楠 「十二支考」
...「年経にけるこの家の」と上手(じょうず)に声を添えた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大抵訳本に添えて書くべき事は...
森鴎外 「訳本ファウストについて」
...「拙者にできることなら何なりとお力添えを致しましょう...
山本周五郎 「松林蝙也」
...使者の芋川平太夫を添えて...
吉川英治 「上杉謙信」
...それに来国俊(らいくにとし)の大刀を添えて伝吉に差し出した...
吉川英治 「剣難女難」
...あれこれ味噌汁の添えに飽いた一ト朝など...
吉川英治 「舌のすさび」
...この寺院の風致を添えている程度なのである...
吉川英治 「宮本武蔵」
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