...薄明(うすあか)りに浮んだ眼の涼しさは宵の明星(めうじやう)にも負けない位です...
芥川龍之介 「三つの指環」
...水を打ったような夜の涼しさと静かさとの中にかすかな虫の音がしていた...
有島武郎 「カインの末裔」
...船揺れて瓶花(へいか)傾く涼しさよ七月二十二日 日本探勝会...
高浜虚子 「五百五十句」
...朝夕の涼しさ、そして日中の暑さ...
種田山頭火 「行乞記」
...われわれ日本人のいわゆる「涼しさ」はどうも日本の特産物ではないかという気がする...
寺田寅彦 「涼味数題」
...暑さがなければ涼しさはない...
寺田寅彦 「涼味数題」
...どうも一般に涼しさが欠乏しているのではないかと思う...
寺田寅彦 「涼味数題」
...朝露白い青田の涼しさも...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...一脈の魂の涼しさを味わっているかしれない...
中井正一 「蓄音器の針」
...一雨ざつと降りさへすれば松の葉もおしろいの葉も埃がすつかり洗はれて秋の涼しさは頓に催すのであらうが...
長塚節 「須磨明石」
......
長塚節 「長塚節歌集 中」
...ふと涼しさという感じは冷たさとか寒さとかいう感覚とは別のもので...
中谷宇吉郎 「清々しさの研究の話」
...自分はこの三階の宵(よい)の間(ま)に虫の音らしい涼しさを聴(き)いた例(ためし)はあるが...
夏目漱石 「行人」
...代助は暗さと涼しさのうちに始めて蘇生(よみがえ)った...
夏目漱石 「それから」
...虫の音く夜ごろの涼しさなのに...
長谷川時雨 「きもの」
...涼しさを味はひつゝ菊田と森永へ行き食事...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...」云いたいことのおしむらがって来る庭前の涼しさだったのに...
横光利一 「旅愁」
...日本の夏の朝らしいこのひと時の涼しさは...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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