...酒臭い息を涼しい空に吹く...
石川啄木 「鳥影」
...文太郎は東か西かをも辨へず唯日の當らぬ涼しい空氣の中に舁ぎ下ろされた事許りを意識してゐたのであつたがこの言葉を聞いて春三郎以上に蘇生の思ひをした...
高濱虚子 「續俳諧師」
...庭の中には何処からともなく涼しい空気が流れていた...
豊島与志雄 「田原氏の犯罪」
...外の涼しい空気がすっと流れ込んだ時...
豊島与志雄 「球突場の一隅」
...涼しい空気が流れ込んできた...
豊島与志雄 「反抗」
...涼しい空気を少しばかり敷布や自分のお腹(なか)や熱い胸に入れようとして...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...涼しい空気でふくらんで来る...
林芙美子 「浮雲」
...そととは異ったひいやりした湿り気のある涼しい空気と...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...手に載せて見れば涼しい空色の花の瞳(ひとみ)がさし覗(のぞ)く...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
便利!手書き漢字入力検索
