...わかきもののおろかさあの空つぽの穴がなぜお前のために水を溢れさせよう私のためには水を溢れさせなかつたのに? 私は待ちに待つたがもう五十年以上も井戸は涸れてゐて海の非情の風が朽葉をふき散らすのを見るばかりだつた青年それではある時あの井戸に水の出て来ることがあると見える老人それはこのさびしい山にをどる聖い影ばかりが知つてゐる神秘の一瞬間だ人間は誰も知らない...
ウイリヤム・バトラ・イエーツ 松村みね子訳 「鷹の井戸(一幕)」
...部落の中では井戸の涸れた家もある程であり...
高村光太郎 「開墾」
...井戸がいよ/\涸れてきた...
種田山頭火 「其中日記」
...水まで涸れてしまつた!悪夢がはてしもなくつゞく...
種田山頭火 「其中日記」
...まつたくうるさい世の中ではある!井戸の水も日にまし涸れてくる...
種田山頭火 「其中日記」
...森はだんだん少なくなる、河は涸れてゆく、鳥はいなくなる、気候はだんだん荒くなる、そして土地は日ましに、愈々(いよいよ)ますます痩(や)せて醜くなってゆく...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...茶路川の水涸れた川床が左に見えて來た...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...附近一帯の水涸れで...
葉山嘉樹 「井戸の底に埃の溜つた話」
...川の水が涸れないと...
葉山嘉樹 「坑夫の子」
...丁度早川の水涸れの時期であつたらしい...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...――「すつかり水の涸れてゐた...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「巴里の手紙」
...このこともし実行されなば那智滝は水源全く涸れ尽すはずなりしなり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...のどがカラカラになって水の涸れた泉のようであるという手紙を貰ったことがあった...
宮城道雄 「耳の日記」
...なぜまた流(ながれ)がこう早う涸れて己達は渇に悩んでいなくてならんのか...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...涸れざる泉より吸うが如くに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...きわめて容易に涸れた井ノ頭であることを知り得るのである...
柳田國男 「地名の研究」
...白石川は夏涸れで...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...池の水も涸れてしまって...
夢野久作 「白髪小僧」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
- サッカー選手の小林悠さん: 現役を引退することを表明した元日本代表FW 🏃♂️
- 俳優の小林薫さん: 主演のドラマ『深夜食堂』の新シリーズ、マスター役として作品を長年牽引 🍶
- 野球選手の佐々木朗希さん: 復帰登板でリリーフ好投し、ブルペンの救世主に期待 ⚾
