...いつからともなく絹を涸らして使う習慣を持っています...
上村松園 「絹と紙の話と師弟の間柄の話」
...咽喉(のど)が乾いて仕方がないので(学校教員だとて咽喉の涸(かわ)かぬといふ法はない)珈琲店(カフエー)へ飛び込んで...
薄田泣菫 「茶話」
...血肉を涸らす秒刻を知るものであった...
鷹野つぎ 「窓」
......
立原道造 「萱草に寄す」
...カサカサと乾涸(ひか)らびた微かな音を立てゝ居た...
谷崎潤一郎 「The Affair of Two Watches」
...口の中が干涸(ひか)らびて...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...精(せい)も根(こん)も涸(か)れ果てた...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...夕日まぶしい銅像を仰ぐ涸れはてゝ沼底の藻草となつてしまつて波の音たえずしてふる郷遠し波音遠くなり近くなり余命いくばくぞお茶を下さる真黒な手で青島即事・白浪おしよせてくる虫の声十月一日曇...
種田山頭火 「行乞記」
...重信川はすつかり涸れてゐた...
種田山頭火 「松山日記」
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鶴彬 「鶴彬全川柳」
...水が涸(か)れて河床の浮きあがった小川や...
徳永直 「冬枯れ」
...いかなる旱天(かんてん)にも涸(か)れたことがないというのである...
永井荷風 「葛飾土産」
...心は涸(か)れて皺枯(しわが)れて...
中原中也 「山羊の歌」
...鶏冠山砲台を、土台ぐるみ、むくむくっとでんぐりがえす処の、爆破力を持ったダイナマイトの威力だから、大きくもあろうか?主として、冬は川が涸れる...
葉山嘉樹 「坑夫の子」
...一の亀甲を捉(と)って海水を汲み涸(ほ)さんとした...
南方熊楠 「十二支考」
...また涸れ尽せる村落あり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...夏の末ごろになって流れが涸れて来ると...
三好十郎 「樹氷」
...涸(か)れた声を振絞(ふりしぼ)っていた...
山本周五郎 「青べか日記」
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