...無論(むろん)あの海嘯(つなみ)で相当(そうとう)沢山(たくさん)の人命(じんめい)が亡(ほろ)びたのでございますが...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...鹿兒島市民は大に海嘯の襲來を恐れたること安永年度と同樣なるも其襲來なかりしこと亦安永の噴火と同じ...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...長い間せき止められていた考(かんがえ)が海嘯(つなみ)の様にほとばしり出た...
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...これはただごとではない、また兵乱の前兆か、饑饉疫癘の凶相かと、人人が不思議がっていると、午の刻になって俄かに大地震となり、海嘯が起った...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...この海嘯には伊勢の大湊が潰れて千軒の人家を流し...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...津軽及び松前の諸領にまで海嘯があった...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...享和二年十一月には、佐渡に地震があって、小木湊に海嘯...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...羽後に地震があって象潟(きさがた)に海嘯...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...遠江に大きな地震やそれに伴う海嘯があって...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...前年十一月四日の海嘯と...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...その災難が有明の海を隔てた向う岸の肥後の国にまで海嘯(つなみ)となって現われ...
中里介山 「大菩薩峠」
...このたへがたくさびしい荒野の涯で海はかうかうと空に鳴り大海嘯(おほつなみ)の遠く押しよせてくるひびきがきこえる...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...不様な海嘯となつて打ちあがり...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...大海嘯(おおつなみ)...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...越後城下にはおのずからな声海嘯(こえつなみ)が捲きあがったものだった...
吉川英治 「上杉謙信」
...得物を取って宮津武士の百人余りは今しも愛宕へ差して海嘯(つなみ)の如く襲(よ)せようとしていた...
吉川英治 「剣難女難」
...激声――さながら声の山海嘯(やまつなみ)である...
吉川英治 「三国志」
...聞える声海嘯(こえつなみ)のうちに...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
