...畢竟(ひっきょう)は水の上に浮いた泡(あわ)がまたはじけて水に帰るようなものだ...
有島武郎 「或る女」
...決して(そ)んな浮いた泡のような空想ではなかったので...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...「見えた」「浮いた」川上へ黒い影がさしてきた...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...さうして浮いた心のないことを先生へお目に掛けますと手紙ではいつて來てあるが僕に配偶が出來たといつたら有繋に泣くんぢやないかと思ふんだ...
長塚節 「開業醫」
...グリーンランドの場合は、日本の六倍半もある土地が、浮いたり、沈んだりするのであったら、まことに規模雄大な話である...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...眞白に浮いたお富の顏の...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...船頭三吉の腹巻から百両の小判と血脂(ちあぶら)の浮いた出刃庖丁と...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...艶名江東(かうとう)に隱れもなくいろ/\浮いた取沙汰もあり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その同じ黒潮の流れに浮いた屋久島に向つて...
林芙美子 「屋久島紀行」
...そこでその宙に浮いた手を私はそのまま帽子の上に持って行った...
堀辰雄 「美しい村」
...ついに水面に浮いた所は...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...船内から浮いた感覚がした途端...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...至つて酒に抵抗力の無い彼の肉体は恰もブランコにでも乗つて居るかのやうにスースーと浮いたり沈むだりしてゐるやうな気持になつた...
牧野信一 「公園へ行く道」
...フタの浮いたお風呂を思うとクスクス可笑しい...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...女が一人のまだ若い武士の杯に酒を注いでやったときであった、その杯に、一ひらの桜の花びらが落ちて、浮いた...
山川方夫 「菊」
...白い雲の浮いた青空が見えた...
山本周五郎 「ひとごろし」
...他の音曲では浮いた声があっても差し支えありませぬが...
夢野久作 「謡曲黒白談」
...そのポツンと浮いた心の隙(すき)に...
蘭郁二郎 「鉄路」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
- 野球選手の大谷翔平さん: 怪我で3試合連続欠場 ⚾
- 野球選手の石井大智さん: 左アキレス腱断裂から復活し、51試合連続無失点を達成🔥
- 野球選手の村上宗隆さん: 新人として初のシーズン30号本塁打を記録 ⚾
