...理事様らの身代百あわせたって足りやしねえから……組合員の田地田畑根こそぎ浚っても...
犬田卯 「瘤」
...タランテラ踊の音樂の一小節を奏でる)ヘルマー (入口の處に立止る)おや?ノラ 私最初にあなたとお浚(さら)ひをしておかなくちや明日踊れませんもの...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...又(また)津浪(つなみ)に浚(さら)はれた場合(ばあひ)に於(おい)て...
今村明恒 「地震の話」
...此際(このさい)鐵道橋梁(てつどうきようりよう)も下(くだ)り汽車(きしや)と共(とも)に浚(さら)はれてしまつたが...
今村明恒 「地震の話」
...洗ひ浚(ざら)ひ云つてしまつたのである...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...(無電装置と放射線計数管と浚渫機(しゅんせつき)とを備えている靴――とは...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...つまり電波による操縦(そうじゅう)で浚渫機を動かすんだ...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...「夕ぐれ」「わがもの」「わしが国」「秋の夜」「忍ぶ恋路」と知って居るだけ片ッ端からお浚(さら)いをした...
谷崎潤一郎 「The Affair of Two Watches」
...井浚(いどざら)えでも屋根葺(ふき)の手伝でも何でもする隣字(となりあざ)の九右衛門爺(じい)さんは...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...池浚えの一事だけが恒吉の頭に残り...
豊島与志雄 「崖下の池」
...あれがもしやその天狗に浚われたのではないか」「なるほど...
中里介山 「大菩薩峠」
...浚稽山(しゅんけいざん)の山間には十日余留(とど)まった...
中島敦 「李陵」
...浚稽山(しゅんけいざん)の東西三十里の中には一人の胡兵(こへい)をも見なかった...
中島敦 「李陵」
...御北さんの御浚(おさら)いを聴くでもなく聴かぬでもなく...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...早速ドブ浚(さら)いを始めたのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...折あしく池の泥を浚(さら)えて居る処で...
正岡子規 「車上の春光」
...「三月八日浚明院殿(しゆんめいゐんでん)御追善(ごつゐぜん)の爲...
森鴎外 「ぢいさんばあさん」
...掻っ浚いの上手なもの...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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