...ほと/\道の曲りめごとに浚(さら)へ行くほどに...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...姫は一間にありて某(それ)の役を浚(さら)ひ居たり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...二階は棚浚(たなざら)ひの爲めに賑はつてゐて...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...(無電装置と放射線計数管と浚渫機(しゅんせつき)とを備えている靴――とは...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...お浚(さら)いするからいけないのだ」順作はよけいなことを云っていい気もちになっていた女を怒らした闖入者(ちんにゅうしゃ)が憎くて憎くてたまらなかった...
田中貢太郎 「藍瓶」
...二人で相当な商(あきな)いに取り着けるほどの金を浚(さら)って...
徳田秋声 「足迹」
...葉子が洗い浚(ざら)い一夜泣きながら訴えたことが...
徳田秋声 「仮装人物」
...目がさめると裏の家で越後獅子(えちごじし)のお浚(さら)いをしているのが...
徳田秋声 「挿話」
...障子の破れから今にも鬼が出て郁太郎を浚(さら)って行きそうでならぬ...
中里介山 「大菩薩峠」
...足を浚(さら)われようとする間を選んで徐(しず)かに歩きました...
中里介山 「大菩薩峠」
...急に銭を浚(さら)ってやけに投げ出してみたのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...早速ドブ浚(さら)いを始めたのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お浚いの時は、二間の戸棚を開けはなし、中央(まんなか)の柱を上だけぬいて山台(やまだい)にする...
長谷川時雨 「テンコツさん一家」
...……非人寄場(よせば)の勧化(かんげ)比丘尼のほうも残らず浚(さら)いましたが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ヌーッと出て一人で浚っちまふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...船の中の物がみな浚つて行かれたのに...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...唄鳴物(うたなりもの)のお浚(さら)えも怠りながら...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...黎陽(れいよう)(河南省・浚県附近)――そこの対陣は思いのほか長期になった...
吉川英治 「三国志」
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