...二十になるやならずの彼の方に注意深い眼を短かく送りながら立つて行つた...
有島武郎 「骨」
...実に注意深いんですから...
泉鏡花 「婦系図」
...びっくりするほど注意深いものが感じられ...
上田広 「指導物語」
...注意深い動作だつた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...注意深ければ注意深いだけ...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...また一つには恋する者の注意深い本能からだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼よりもいっそう非空想的で注意深い隣人を持っていたならば...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...食後の口の注意深い世話...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...君は楽器で表現できないリズムに注意深い耳をもつてゐた...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...注意深い観察者には...
平林初之輔 「文学方法論」
...それは彼女が非常に注意深い訓練をうけたことを示してゐた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...鼬鼠(いたち)のように注意深い目を四方にくばりながら...
水上滝太郎 「果樹」
...その注意深い、智識に餓えている少女時代が、今かの女の総てに溢れていた...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...何事にも注意深い性質の末造は...
森鴎外 「雁」
...王侯に対してあまりに注意深い用心を勧める者は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それは全く私の著作に詳しい浅川園絵さんの注意深い配慮によって編輯(へんしゅう)されたものである...
柳宗悦 「四十年の回想」
...如何にも注意深い眼付きで見まわしていた呉一郎は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...注意深い鴻山は、いつとなく、町年寄に頼んで、お綱の身の上を調べさせていた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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