...我が立てる影さへ我脚下に沒せんばかりなり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...朝(あさ)の間(ま)から日沒(につぼつ)まで...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...五百(ごひやく)の村民(そんみん)と共(とも)に其下(そのした)に埋沒(まいぼつ)されてしまつた...
今村明恒 「地震の話」
...瀧口つらつら御容姿(おんありさま)を見上ぐれば、沒落以來、幾(いく)その艱苦を忍び給ひけん、御顏痩せ衰へ、青總の髮疏(あらゝ)かに、紅玉の膚(はだへ)色消え、平門第一の美男と唱はれし昔の樣子、何(いづ)こにと疑はるゝばかり、年にもあらで老い給ひし御面に、故(こ)内府の俤あるも哀れなり...
高山樗牛 「瀧口入道」
...一門沒落の時は我も人竝(ひとなみ)に都を立ち出でて西國に下(くだ)りしが...
高山樗牛 「瀧口入道」
...駒ヶ岳の尾を引いてゐる彼方の高原の果にいつて沒してゐる...
近松秋江 「箱根の山々」
...これは梁の孝元帝の沒落の爲...
内藤湖南 「北派の書論」
...その功績は沒すべからざるものである...
長岡半太郎 「原子核探求の思い出」
...有繋に躊躇して日沒近くなつて其家へ行つた...
長塚節 「開業醫」
...子規先生沒後何年かの間は唯歌ばかり作つて居つた...
長塚節 「知己の第一人」
...神出鬼沒の早業で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...父親の怪我やら家の沒落(ぼつらく)などで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...併せて又シエクスピイヤ自己の理想を沒却すればなりと...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...わがシエクスピイヤ沒理想といひしは...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...こは沒却理想の外に...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...(明治二十五年六月)エミル・ゾラが沒理想今の歐羅巴の美術は大抵沒理想派の賜(たまもの)なり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...沒理想派の論をばわれ斥く...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...日は沒したが、山火事は止まない...
吉江喬松 「山岳美觀」
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