...縹緻(きりょう)に打たれて身に沁む工合が...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...僕の疲れたからだに親しく沁み込む樣な氣がするのだ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...落葉のおとが身に沁むのに...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...先生の暖いそして静かな心が実感をもって身に沁(し)みたのであった...
中谷宇吉郎 「指導者としての寺田先生」
...俺は三百年も待つ気だった」平次は沁々(しみじみ)と言うのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...若い八五郎の眼に沁みます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...青い沁(し)みるやうな海原の上に...
林芙美子 「浮雲」
...熱いものが胸に沁みてきた...
林芙美子 「就職」
...漸く自身の人柄に沁み透つたかの如(や)うにしつくりとして来て...
牧野信一 「小川の流れ」
...目をおとして沁々と見なおすために...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そばへお呼びになった小女王の着物には源氏の衣服の匂(にお)いが深く沁(し)んでいた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...女の内懐の香(におい)に沁みたハンケチとがどんな処で交換されて...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...朝臣たちの骨身に沁(し)みたにちがいない...
吉川英治 「私本太平記」
...信長も一生胆(きも)に沁みこんでいたとみえ...
吉川英治 「新書太閤記」
...沁々(しみじみ)と思い直されて来て...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...いちいち腸(はらわた)に沁みてくるように思った...
吉川英治 「親鸞」
...沁々(しみじみ)といった...
吉川英治 「旗岡巡査」
...不思議な何かが切迫してくる感覚が再び身に沁みた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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