...この検査が我々の持っているうちで最も決定的な鉛検出法であると考えている...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...決定的な要素のように思われている...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...決定的な新な展開を与えることが出来そうだ」私はとても好奇心をそそられてしまった...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...決定的な判斷を與へることが出來ないでゐる...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...併し決定的な問題は...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...男嫌いということを、決定的な、本質的なものだとは、誰も思わないであろう...
豊島与志雄 「孤独者の愛」
...決定的な診断がつき...
永井隆 「この子を残して」
...まだ何も決定的なことであるはずはない...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...恋文だけがあって、誰も顔を見たことがないなんていう、あやしげな存在、あたし信用しないわ……大池というひとにしたって、ほんとうに自殺したのかどうか、死体を確認するまではわからないことでしょう」「大池はたしかに自殺したらしい……この先、まだ逃げまわるつもりなら、伊豆の奥の、こんな袋の底のようなところへ入ってくるわけはないから……われわれの見解はそうだが、大池が生きているという事実でもあるのかね」そういうのが警察の常識なら、決定的な場で、追及の裏をかく手もあるわけだと、久美子は考えたが、それは言わずにおいた...
久生十蘭 「肌色の月」
...この決定的な電報を見せたら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...引証し得るあらゆる論証よりも決定的なものとなるであろう1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...この種の決定的な効果は今まで何も認められないことは確かである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...しかも一定の獲得された決定的な独立性を失わないという天賦を有する」...
三木清 「哲学入門」
...そして實にそこに認識の全體の可能性にとつて決定的な點が横たはるのである...
三木清 「認識論」
...歴史的なものに關するより深い且つより進んだと見える形式的な諸定義に比して實により決定的なものであることが認められるであらう...
三木清 「歴史哲學」
...決定的なものだが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...」そんなある決定的な氣持ちの中に突き落されると彼は沈んだ心の底から...
横光利一 「悲しみの代價」
...決定的な絶望というしかない...
吉川英治 「私本太平記」
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