...永遠なるものに対する(しょうけい)が汪然(おうぜん)としてわいてくる...
芥川龍之介 「樗牛の事」
...汪然(おうぜん)と湧いて来る得意の情は...
芥川龍之介 「母」
......
石川啄木 「一握の砂」
...汪然(おうぜん)として涙は時雄の鬚面(ひげづら)を伝った...
田山花袋 「蒲団」
...浪子は汪然(おうぜん)として泣けり...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...いま斯うして獨りで歩いてゐると恰も出口を見付けた水の樣に汪然として心の中に流れ始めたのだ...
若山牧水 「樹木とその葉」
...彼らのあとに汪然として続くべきであった流れは...
和辻哲郎 「鎖国」
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