...私は初めからどうも妙な気おくれが致していたからでございましょう...
芥川龍之介 「邪宗門」
...気おくれがしているのでちょっとははいりそうになかった...
有島武郎 「或る女」
...さすがに気おくれしてか...
海野十三 「火星兵団」
...仏様だって御存じあるまいさ」構えが堂々としているので桃子は気おくれして...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魔性の女」
...気おくれがしてるそれらのばかな善人らのうちには...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...私はもう同じ級の者にも気おくれがしてとかくひつこみがちにしてたが...
中勘助 「銀の匙」
...私はそこまでゆきはしたものの急に気おくれがしてためらつてゐた...
中勘助 「銀の匙」
...気おくれがしたというのではない...
野村胡堂 「胡堂百話」
...何となく気おくれして...
林芙美子 「新版 放浪記」
...そのうどんやまで行きますのに仲々気おくれがして...
林芙美子 「小さい花」
...私を未来に対して気おくれさせ...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...どうも気おくれがしていけない...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...一寸気がとがめたやうな気おくれを覚へましたが...
牧野信一 「蛍」
...気おくれを征服しなければ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...東京へと思うと何か気おくれがする(写真)と書いてあるので笑いました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...博士(はかせ)たちが晴れがましがって気おくれもしそうである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...だれも気おくれを感じるほどの父であることも令嬢は知らない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...少なからず気おくれがし...
山本周五郎 「似而非物語」
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