...日置夫妻は毫末も吾死を念とすることなく...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...吾々とてその新しい珍らしい変化とか新思想を毫末(ごうまつ)も嫌うのではない...
伊藤左千夫 「子規と和歌」
...少しも氣取りげなく毫末も先輩を以て居るといふ風はない...
伊藤左千夫 「竹の里人 一」
...長塚には毫末もない様であった...
伊藤左千夫 「正岡子規君」
...ずつとvon langem her (同前)nicht im geringsten 毫末もnicht im entferntesten (同上)和譯P.1791.この婆さんは戰爭のためにすつかり逆上してゐた...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...ここは毫末(ごうまつ)の不純なるものなき...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...毫末も顧慮するところがあってはならぬということはいうまでもあるまい...
津田左右吉 「芸術と国民性」
...毫末(ごうまつ)も先方が無礼の挙動をしたからではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...毫末(ごうまつ)の知識だに有していぬからである...
中山太郎 「獅子舞雑考」
...こういう不始末が毫末(ごうまつ)もなかった...
新渡戸稲造 「ソクラテス」
...毫末(ごうまつ)も他に関係あるべからず...
福沢諭吉 「日本男子論」
...いやしくも命に違う者は毫末(ごうまつ)も容赦するところなく...
穂積陳重 「法窓夜話」
...毫末も悔としないことだらうと...
正岡容 「浅草燈籠」
...毫末も嫌味のない江戸前の哀調で...
正岡容 「大正東京錦絵」
...こうした孝助の転々さは圓朝自身の少年時の姿を毫末も変らず...
正岡容 「我が圓朝研究」
...然れども田口君の論文に至ては毫末も斯の如きの病なし...
山路愛山 「明治文学史」
...其後に至りて所謂拮据(きつきよ)二十余年改刪(かいさん)補正幾回か稿を改めしは固より疑ふべからずと雖も筆を落すの始より筆を擱(お)くの終りに至るまで著者の胸中には毫末(がうまつ)も封建社会革命の目的若くは其影すらもあらざりしなり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...毫末(がうまつ)も区別をつけてゐない...
吉野秀雄 「秋艸道人の書について」
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