「比」の意味
比較すること
小説での「比」の使い方
...死体のそれとを比べて見れば...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...(わし)比賣に娶ひて生みませる御子...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...而るに、この比較と、この譬喩と、国民の意識中より退くときは、遂に変じて神話となる...
高木敏雄 「比較神話学」
...自分の年齢(とし)に比較して...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...「併行モンタージュ」「比喩(ひゆ)モンタージュ」等種々の型式が区別されるようになってからはこれらモンタージュの理論的の討議がいろいろと行なわれるようになって来た...
寺田寅彦 「映画芸術」
...これについてはどうか私が先年「思想」に出した「比較言語学における統計的研究法の可能性について」を参照されたい...
寺田寅彦 「火山の名について」
...それが官営乃至御用商人的な企業の比でないという日本の経済的条件の下では...
戸坂潤 「一九三七年を送る日本」
...終局に於て大金融資本主義の延長という成果を収めるのに成功しそうに見える比較的有利な手段が之なのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...実際にこの私の近所の原子野バラックに引き取られている孤児の生活と収容所の至れり尽くせりの設備の中の孤児の生活とを比べてみれば...
永井隆 「この子を残して」
...決して新感覚派の人達に比して遜色ないと思われる...
中島敦 「鏡花氏の文章」
...代馬や種まき爺さんに比べて...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...比較的刺戟強(しげきづよ)く見えた...
夏目漱石 「行人」
...冷たい詭計(きけい)に終始した捕物などの比(ひ)ではないと言へるでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そういうように作って紫染を造れば比較的楽に出来る...
牧野富太郎 「植物記」
...比較はつねに美的であり...
三木清 「歴史哲學」
...大海底の竜宮の宏麗(こうれい)泉河湖沼のものに比して格別なる事既に経文より引いたごとく...
南方熊楠 「十二支考」
...そのような外部からの力が比較的無くなった...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...シナやインドの独創力に比べて...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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