...するととり残されるかとり残されぬかを決するものは未(いま)だ生まれざる大詩人が短歌の形式を用ふるかどうかである...
芥川龍之介 「又一説?」
...たった六人だけ残されるのだから...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...君はひとり誰も慰めるものもない世に取残されるだらう...
田山録弥 「あさぢ沼」
...ずんずんあとにとり残される...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...できるだけよい遺物の残されるようにするには...
津田左右吉 「日本精神について」
...あとに残されるものは淡くはかない夏の宵闇(よいやみ)である...
寺田寅彦 「備忘録」
...射影幾何学とはかかる射影並びに截断に対して不変に残される要素間の関係をその内容とするものである...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...或いは教育の外に残される...
戸坂潤 「社会時評」
...即ち空間表象の根源性を承認しその部分或いは要素として例えば触覚を説明するという道だけが残される...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...足の弱いのが残されるのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...男は六畳の座敷に取り残される...
夏目漱石 「虞美人草」
...何でも多人数競争の折には大抵最後に取り残される...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...広い社交室の中にキャラコと従兄(いとこ)の秋作氏の二人だけがポツンと残されることになった...
久生十蘭 「キャラコさん」
...その名はながく戦いの歴史に残されるだろう...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...いつも何分間も非常な昏迷と混乱とのなかにとり残されるのであった...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「早すぎる埋葬」
...」「残される僕だつて同じ事だよ...
牧野信一 「喜びと悲しみの熱涙」
...ただむかしの如く軽んじ合うことのみ残されるからでおざろう...
吉川英治 「新書太閤記」
...そこには多くの想像の余地が残される...
和辻哲郎 「院展日本画所感」
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