...歩み寄ったらしいけはいがする...
芥川龍之介 「奇怪な再会」
...大股(おおまた)に老婆の前へ歩みよつた...
芥川龍之介 「羅生門」
...のさりのさりと緩やかな歩みを運んで行く...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...牛の歩みを運ぶやうになりたるも哀れなり...
大町桂月 「冬の榛名山」
...人間の中の最悪の者でさえもそれによっていろいろの誘惑の中をある程度しっかりして歩み続けるところの...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...つかつか歩み寄つていつて坐つた...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...『山々かすみ入相の・鐘は鳴りつつ野の牛は・徐に歩み歸り行く・耕す人もうち疲れ・やうやく去りてわれ獨り・たそがれ時に殘りけり...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...どこを歩むともなく歩み歩んで行きました...
中里介山 「大菩薩峠」
...また歩みをとどむるのやむを得ざるに立ちいたりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...重傷を負いたる人のごとく重き歩みを曳(ひ)きずりつつ...
宮崎湖処子 「空屋」
...続いて廊下を歩み去る軽い足音がした...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...霊魂がその単純な歩みですすむ時の方が...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...やはり自分を導く者の歩みに従うようなものである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼は凡ゆる動きに注意してだんだん歩みをゆるめ...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...血も涙も無い優勝劣敗掴み取りのタダ中に現在の日本が飛込むのは孩子(あかご)が猛獣の檻(おり)の中にヨチヨチと歩み入るようなものであります...
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」
...――沈思していたが、「お迎えに出よう」子息利長と、居合わす幕将四、五を伴って、歩みかけた...
吉川英治 「新書太閤記」
...歩むともなく歩みだす人を追って...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...門を出て十歩ほど歩み出した...
吉川英治 「宮本武蔵」
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