...いまだ此土(このど)にとどまることのふしんさよと心をつけて見るに...
芥川龍之介 「案頭の書」
...全く此土地で育つた...
石川啄木 「葬列」
...全く此土地で育つた...
石川啄木 「葬列」
...夜に入っては旅の人に取合わぬ此土地の淀(おきて)と云い張って...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...風土記、天山有レ山、分而堕レ地、一片為二伊予之天山一、一片為二大和国之香山一、伊予国風土記曰、伊予郡、自二郡家一以、東北在二天山一、所レ名二天山一由者、倭在二天加具山一、自レ天降時、二分而以二片端一者、天二降於倭国一、以二片端一者、天二降於此土一、因謂二天山一本也、其御影敬礼奉二久米寺一、阿波の風土記の如くは、空より降りたる山の、大なるは、阿波国に降りたるをあまのりと山云、其山のくだけて、大和にふりつきたるを、あまのかく山と云となん申、其二 人類学的比較神話学シュワルツの神話学説は、遂に失敗に終りしと雖も、神話解釈に於て、成功を得る能わざりし、彼の神話の起原に関する研究は、或一面に於て、意外の功績を、現わすに至れり...
高木敏雄 「比較神話学」
...此土に仙遊するが如し...
太宰治 「富嶽百景」
...此土を取片付けなければならぬ...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...此土偶(このどぐう)は羽後國秋田郡船川村...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...此土(このよ)で頼(たの)もしいは彼兒(あれ)ばかりでござる...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...序「或は人を天上に揚げ或は天を此土に下す」と詩の理想は即是也...
土井晩翠 「天地有情」
...ワニヤは此土地で好いお役をしてゐました...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...その血で丹念に一字一字の法華経を写して「我此土(がしど)安穏...
中里介山 「大菩薩峠」
...「此土地に歳暮(くれ)の中に雪が降るなんて...
長與善郎 「青銅の基督」
...先代七兵衞は十年ばかり前に此土地へ來て...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...此土蔵中の美術骨董品を挙げて博物館に寄贈し...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...さりとて平山を手放して此土地に置くのも心許(こゝろもと)ないと思つたのである...
森鴎外 「大塩平八郎」
...終には此土へ到着する...
柳田國男 「蒼海を望みて思ふ」
...此土地も次第に都会の人が入り込んで来ます...
山本禾太郎 「仙人掌の花」
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