例文・使い方一覧でみる「檐」の意味


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...」と暮れかかる蜘蛛(くも)の囲(い)の(のき)を仰いだ...   」と暮れかかる蜘蛛の囲の檐を仰いだの読み方
泉鏡花 「海異記」

...下の黒いものは...   檐下の黒いものはの読み方
泉鏡花 「海異記」

...秋の夜雨の下にしほらしき人の後影見るとはなしに...   秋の夜雨の檐下にしほらしき人の後影見るとはなしにの読み方
高山樗牛 「一葉女史の「たけくらべ」を讀みて」

...セルギウスは女が下(のきした)の雨落(あまおち)に足を踏み込んだと云ふ事を知つた...   セルギウスは女が檐下の雨落に足を踏み込んだと云ふ事を知つたの読み方
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」

...気の利いた人は、ありったけの米を、下へ積んで、家内中が「施しじゃ、施しじゃ」と、蒼くなって叫び立てていた...   気の利いた人は、ありったけの米を、檐下へ積んで、家内中が「施しじゃ、施しじゃ」と、蒼くなって叫び立てていたの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...(のき)も傾いた古い楼台が一つ聳(そび)え...   檐も傾いた古い楼台が一つ聳えの読み方
中島敦 「盈虚」

...ぴしや/\と飛沫(しぶき)の泥(どろ)を蹴(け)りつゝ粟幹(あはがら)の(のき)からも雪(ゆき)の解(と)けて滴(したゝ)る勢(いきほ)ひのいゝ雨垂(あまだれ)が止(や)まないで夜(よる)に成(な)つた...   ぴしや/\と飛沫の泥を蹴りつゝ粟幹の檐からも雪の解けて滴る勢ひのいゝ雨垂が止まないで夜に成つたの読み方
長塚節 「土」

...向うの二階の(のき)と...   向うの二階の檐との読み方
原民喜 「壊滅の序曲」

...(のき)に月影がさす...   檐に月影がさすの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...へかけた梯子をつたってドンドン庭のほうへおりて行く...   檐へかけた梯子をつたってドンドン庭のほうへおりて行くの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...ずっと陽照りつづきで下(のきした)の忍草(しのぶ)までグッタリと首を垂れている...   ずっと陽照りつづきで檐下の忍草までグッタリと首を垂れているの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...床下から裏(のきうら)...   床下から檐裏の読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...数寄屋(すきや)づくりの(のき)の深い建物なので...   数寄屋づくりの檐の深い建物なのでの読み方
久生十蘭 「キャラコさん」

...こまかに縺(もつ)れた蜘蛛(くも)の巣のようになって(のき)から垂れさがり...   こまかに縺れた蜘蛛の巣のようになって檐から垂れさがりの読み方
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」

...少女驚いて耳を欹(そばだ)つればをかしや頭(えんとう)の鸚鵡(おうむ)永日に倦(う)んでこの戯(たわむれ)を為すなり...   少女驚いて耳を欹つればをかしや檐頭の鸚鵡永日に倦んでこの戯を為すなりの読み方
正岡子規 「俳諧大要」

...(のき)も柱も濃い色のペンキで塗上げた支那料理屋や...   檐も柱も濃い色のペンキで塗上げた支那料理屋やの読み方
眞山青果 「茗荷畠」

...家家のにしぶきがしてゐる...   家家の檐にしぶきがしてゐるの読み方
水野仙子 「四十餘日」

...その居宅の下(のきした)に躊躇(ちうちよ)せるを怪しみて故を問ひ...   その居宅の檐下に躊躇せるを怪しみて故を問ひの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

「檐」の読みかた

「檐」の書き方・書き順

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