...フランシスはただ一人獣色(けものいろ)といわれる樺色(かばいろ)の百姓服を着て...
有島武郎 「クララの出家」
...此の花は樺色の皮をきた大きな球根が出てゐる事が分ります...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...樺色で長くて肥つてゐる...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...」]樺色の日覆が来る日も来る日も拡げた蝙蝠の片羽のかたちで垂れさがっていた...
鷹野つぎ 「窓」
...中の黒い緑の樺色(かばいろ)をした靄のような雲が地平線に盛りあがっていて...
田中貢太郎 「太虚司法伝」
...外は樺色にくすんでいた...
田中貢太郎 「放生津物語」
...樺色に扉(ドア)や壁をペンキで塗つたり...
田山録弥 「一少女」
...根本より木末に至るまでむらなく樺色に染まりながら...
イワン・ツルゲーネフ Ivan Turgenev 二葉亭四迷訳 「あいびき」
...既に湿気のためにぐにゃぐにゃになった薄樺色地の二枚の色紙には...
中島敦 「斗南先生」
......
野口雨情 「雨情民謡百篇」
...樺色の野兎の足で...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...櫟林の奥で捕獲した一個のムラサキ蝶を験めようか! 樺色地に薄墨の豹紋を散らして...
牧野信一 「冬日抄」
...花の色は凌霄花(のうぜんかずら)の如き樺色である...
正岡子規 「病牀六尺」
...シチュウ鍋の図○本文の法にて煮たるものは最初樺色(かばいろ)にて一日二日を過ぐると次第に黒味を帯び来る...
村井弦斎 「食道楽」
......
八木重吉 「貧しき信徒」
...参木は樺色のスタンドの影を鼻の先に受けながら...
横光利一 「上海」
...うすい樺色に似た光は出たが...
吉川英治 「銀河まつり」
...樺色地(かばいろじ)に白く“唐梅紋(からうめもん)”を抜いた海賊旗をかかげている...
吉川英治 「私本太平記」
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