...暑い日差しを避けて、樹陰で涼む...
...ウォーキング中、樹陰で休憩する場所を探している...
...この公園は広くて樹陰もたくさんあるので、子供たちも安心して遊べる...
...あのカフェのテラス席は樹陰になっていて涼しくていい...
...彼女は熱中症にならないよう、樹陰で水分補給をしていた...
...樹陰の湿地をあさり歩いてゐる...
薄田泣菫 「独楽園」
...やがて左側の大きな欅(けやき)の樹陰に色褪(あ)せた旗を立てて一軒の百姓家が往来も稀れな通行人のために草鞋(わらじ)三文菓子なぞを商っている前へと出る...
橘外男 「逗子物語」
...衡門(こうもん)の傍なる皀莢(さいかち)の樹陰に茅葺(かやぶき)の廃屋ありて住むものもなかりしを...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...樹陰の深い緑は所々にあるし...
萩原朔太郎 「石段上りの街」
...久子の台辞(せりふ)のおわらぬうちに、樹陰から、前に出てきたのと同じような仮面の男が、忽然として、しかし静かに現れ、四人の方へピストルの銃口(つつぐち)を向けながら直立している...
平林初之輔 「探偵戯曲 仮面の男」
...正面の樹陰へかくれる...
平林初之輔 「探偵戯曲 仮面の男」
...不意にあの樹陰からやってきて...
平林初之輔 「祭の夜」
...あの樹陰のせまい範囲のなかで...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...まっ黒な月桂の樹陰(こかげ)に...
ホーフマンスタール Hugo von Hofmannsthal 木下杢太郎訳 「チチアンの死」
...少し上りてとある樹陰の葭簀茶屋に憩へば主婦のもてなしぶり谷水を四五町のふもとに汲みてもてくる汗のしたゝり...
正岡子規 「かけはしの記」
...また甚だ男子が樹陰に自涜(じとく)するを好むと...
南方熊楠 「十二支考」
...樹陰のゆらぐ城内の道を辿(たど)れば...
柳宗悦 「民藝四十年」
...釈尊の歯を埋めたと云われるセイロン島の樹陰が不意に泛んだ...
横光利一 「旅愁」
...ふと庭面(にわも)を見ると樹陰から濃い煙が這っては薄れてゆく...
吉川英治 「新書太閤記」
...すぐ側(そば)の巨(おお)きな杉の樹陰に...
吉川英治 「宮本武蔵」
...樹陰に見えた伊織の顔が...
吉川英治 「宮本武蔵」
...『待てーッ』いきなり横合の樹陰(こかげ)から跳び出した人影がある...
吉川英治 「夕顔の門」
...どんな深い森の幽暗な樹陰でもこんなではあるまいと思われるほどに...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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