...小脇に挟(はさ)んでいた杖を構えなおした...
海野十三 「地球盗難」
...右手には油断なくピストルを構えながら...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...もとはあれでも精一ぱい紳士きどりで構えていたもんですが...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...そして待ち構えていたかのように...
豊島与志雄 「非情の愛」
...片膝を立てて身構えた...
直木三十五 「南国太平記」
...吹く人の心構えの狂いから起った間違いでございましょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...背中を丸くして目を摺(す)り赤めた老婆の涙が代表して待構えていた...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...私は小さい手ごろな石を以(もっ)て構えて居る...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...秘密に部落を構えすみ...
南方熊楠 「十二支考」
...ここではただ政治学に接する場合の心構えについて...
矢部貞治 「政治学入門」
...伊兵衛の構えはずんべらぼうとしたものだった...
山本周五郎 「雨あがる」
...油断なく身を構えながら……時計……油絵……骸骨...
夢野久作 「暗黒公使」
...――構えて相手にするなと...
吉川英治 「平の将門」
...漆光りになった黒い四方柱が何本も目につくほど広い構えで...
吉川英治 「鍋島甲斐守」
...三次の図太い面構えにあきれている...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...偉(えら)ぶる構え方は...
吉川英治 「源頼朝」
...ばばの面(つら)構えはそれであった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...その指を撥(は)ね退(の)けようと身構えている...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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