...物の七(なゝ)たび涅槃(ニルワナ)に浸(ひた)りて澄みし心もて...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...闇の涅槃(ねはん)に...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...佛陀が涅槃(ねはん)の同じ日に息を引き取つたさうだが...
薄田泣菫 「久米の仙人」
...生死は即ち涅槃です...
高神覚昇 「般若心経講義」
...元来「涅槃(ねはん)」の梵語(ぼんご)は...
高神覚昇 「般若心経講義」
...そこで小乗涅槃経によってシナ学者が偽作したものかと疑う人もあった...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...空死を涅槃(ねはん)とし...
田山録弥 「雨の日に」
...大乗に於て真如を説き涅槃を説いているのだ...
豊島与志雄 「偶像に就ての雑感」
...化粧室の涅槃(ねはん)境...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...涅槃会(ねはんゑ)の日には燻(くす)ぼつた寝釈迦さんの軸をかけ...
中勘助 「銀の匙」
...上品の感傷とは、十字架上の耶蘇である、佛の涅槃である、あらゆる地上の奇蹟である...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...今や涅槃(ねはん)の境に入って...
穂積陳重 「法窓夜話」
...答ふ、大術経によるに、仏涅槃ののち、はじめの五百年には、大迦葉らの七賢聖僧、次第に正法をたもちて滅せず、五百年ののち、正法滅尽せんと...
三木清 「親鸞」
...『涅槃経』には道に九十六種があって...
三木清 「親鸞」
...捜すと父は本堂の護摩壇で槃若経(はんにゃきょう)を誦んでいた...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...偉大な涅槃(ねはん)であり...
吉川英治 「落日の荘厳に似る」
...釈迦においても、永遠に生き得る覚者が明らかなる覚悟をもって自ら死を決意するということは、まさしく涅槃を、すなわち解脱を、人類の前に証示することであった...
和辻哲郎 「孔子」
...無有変易(むうへんやく)」という涅槃経(ねはんぎょう)(巻二十五...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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