...何か楽みを求めるだらう...
芥川龍之介 「大正十二年九月一日の大震に際して」
...それはお楽みで御座いませう...
石川啄木 「鳥影」
...此のごろでも草双紙は楽みにして居ります...
泉鏡花 「いろ扱ひ」
...此の愉快を追うて研究を一種の楽みとする人々が殖えれば...
丘浅次郎 「疑ひの教育」
...吝嗇家(しみつたれ)6・6(夕)俳優中村梅玉の楽みは...
薄田泣菫 「茶話」
...落銭(おとしぜに)を拾ふ楽み6・30(夕)「世の中に何が嬉しいといつたつて...
薄田泣菫 「茶話」
...詩人として聞えた清朝の屠琴塢は、また体の弱い、病気持の人としても知られてゐたが、いつも見舞に出て来る親い友人達からは、「君はそんな弱い体をしてゐながら、天命を楽み、自己に安んじて、ちつとも境遇のために心を動かさない...
薄田泣菫 「独楽園」
...僅少なる養老費あるを以て安堵して孫輩(まごら)の顔を眺めて楽みとし...
関寛 「関牧塲創業記事」
...唯独で楽みたい...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...落葉を焚く楽みは其身の市井(しせい)に在ることをしばしなりとも忘れさせるが故である...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...私には楽みにならぬ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...老余の楽みにして居ます...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...一方(かたかた)の心が楽しむ時には他方(かたかた)の心も共に楽み...
二葉亭四迷 「浮雲」
...叔母はお勢の身の固まるのを楽みにしていたに相違ない...
二葉亭四迷 「浮雲」
...相手なき時は自ら読み自ら取りて楽みとす...
正岡子規 「わが幼時の美感」
...僕が女房を持ったら毎日相談して美味(うま)いものを拵(こしら)えて二人おとり膳(ぜん)でそれを食べるのが何よりの楽みにしたいのです」妻君「オホホおとり膳までおっしゃらなくってもいいではありませんか」客「マアさ...
村井弦斎 「食道楽」
...食べるという事の外に拵えるという楽みがあってこの鍋を一つ与えると買食(かいぐい)なぞを止(よ)してしまうね...
村井弦斎 「食道楽」
...みづからも楽みて...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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