...妹の犠牲を受けているのは利己主義者であるとも極言した...
芥川龍之介 「春」
...かならず聞き洩らさなかったにちがいない」しかし彼の極言もむだだった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...極言すれば罪悪は人文開展の動機なり...
高木敏雄 「比較神話学」
...王子の、今日までの愛情は、極言すれば、愛撫という言葉と置きかえてもいいくらいのものであった...
太宰治 「ろまん燈籠」
...この機械文明は、極言すると、人のために機械がはたらくのではなくして、人が機械によって動かされ、人が機械を使うのではなくして機械が人を使う、といってもよいような状態を作り出した...
津田左右吉 「歴史の学に於ける「人」の回復」
...或る一群のブルジョア・イデオローグは之を見て国家社会主義の宣言だと極言する...
戸坂潤 「社会時評」
...表現とは大まかに極言すれば...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...容易に今我らの持つところの音楽を再現することが出来る」と極言している...
野村胡堂 「楽聖物語」
...極言すれば戦災死をまぬがれたわれわれにとつて...
原民喜 「平和への意志」
...*ヘツペル先生は屡々満里子の美しさを極言して...
牧野信一 「サロメと体操」
...(a)それにいくら苦痛の激しさと人間の弱さとを極言したところで...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...一椀の水すら口にしないうちに極言した...
吉川英治 「三国志」
...かかる時を逸(いっ)して悔いを千載(せんざい)にのこし給うな)と極言して遣(や)ったほどだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...極言すれば、この時代の人間すべては、(世の中とは、即、戦国のこと...
吉川英治 「新書太閤記」
...それを極言するまでもなく...
吉川英治 「親鸞」
...いつも縷々(るる)極言(きょくげん)して謝(あやま)っている...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...当然の事態とまで極言しているのである...
米川正夫 「クロイツェル・ソナタ」
...「世界中でこの城のように善美なものはなかろうと思う」とダルメイダは極言しているのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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