「極る」の意味
限界に達する
小説での「極る」の使い方
...それ迄に見たこともない程奇怪極るお面をかぶっていたが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...我国の大学生の不敬虔極る行動や...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...十重廿重に縛(いまし)められた因習の縄を切つて自由な自己の道を歩いて行かうとする私は、因習に生きてゐる、両親やその他の人々の目からは、常軌を逸した、危険極る、道を平気で行く気違ひとしか、見えないだらう...
伊藤野枝 「日記より」
...其の弊の極る所殆ど底止す可からず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...且簡単極るのである...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...全民衆の悲惨極る生活を描くと同時に...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...この想像は辰子には非常に不愉快極るものであつた...
永井荷風 「来訪者」
...其極る所善光寺あり...
長塚節 「草津行」
...と薄墨の走り書の簡単極るもので...
夏目漱石 「それから」
...小笠原流にピタリと極るのを...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...蓋し數十年來英國の治安を致して今日の繁榮を極るも...
福沢諭吉 「帝室論」
...その刹那々々の思付で手段を極る...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...実に平凡極る日なり...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...純粋極る東洋紅玉のような閃きを持った皿が...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...冷厳極る流血鬼のようにしか考えられませんでしたが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...何もそれは不都合極ることじゃありませんからな...
横光利一 「上海」
...それは云いがたい謙虚極る純粋な愛情だが...
横光利一 「旅愁」
...杉坂様も、その熱情にうごかされて、お奉行や重臣たちへお骨を折り、運よく、そちは御助命となったものだが、猿めは、そう極ると、ただ御追放してはいけません...
吉川英治 「茶漬三略」
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