...其の美麗を極むと雖(いへど)も...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...不退の楽(らく)を極むべし...
芥川龍之介 「るしへる」
...クララは第一の世界に生い立って栄耀栄華(えいようえいが)を極むべき身分にあった...
有島武郎 「クララの出家」
...片時と經ぬ内に一郡騷動を極むる事となつた...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...此日慘憺を極む...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...人の歓呼すら荘大高妙を極むることあるに...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...脚下山雉の渡を帆かけて行く渡舟、さながら白鴎の如く、矚目爽快を極む...
大町桂月 「金華山」
...懸崖にかこまれたる瀧壺も、幽邃の趣を極む...
大町桂月 「冬の榛名山」
...(借金の手紙として全く拙劣を極むるものと認む...
太宰治 「誰」
...岩山の上り下り頗る困憊を極む...
徳冨蘆花 「馬上三日の記」
...隣室のラヂオ連夜喧騷を極む...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...酸鼻(さんび)を極むる原子野を徘徊(はいかい)した...
永井隆 「長崎の鐘」
...学問の蘊奥(うんおう)を極むれば...
新渡戸稲造 「教育の最大目的」
...その身の奢(おごり)を極むること上聞に達し』とあるだけで...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...乳の少し上、深さにして三寸ぐらい、血潮は、胸から帯をひたして、凄惨を極むる姿、御用を勤める者でなければ、長く見てはいられません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...百歩にして天を仰ぐ天なほ極むべからず...
正岡子規 「病牀譫語」
...空(から)ながら持ち行くに困苦を極む...
南方熊楠 「十二支考」
...スウェン・ヘジン説にチベットの聖山カイラスへ午歳(うまどし)ごとに参詣群集を極むとあるも...
南方熊楠 「十二支考」
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