「極まる」の意味
限界に達する
小説での「極まる」の使い方
...かかる奇怪極まる謎を即座に解き得る者は...
海野十三 「地球発狂事件」
...これは今度のことが極まると同時に東京へ電話を懸け...
谷崎潤一郎 「細雪」
...大体今度の雪子の縁談が孰方(どちら)かに極まる迄の間...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「あの聡明極まる男のことを...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...不幸極まるものになってしまったのだ...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...やはり無惨極まる思い入れで...
中里介山 「大菩薩峠」
...稚拙極まる菩薩を素材の中から湧出せしめて...
中里介山 「大菩薩峠」
...アヽコンナ陳腐極まる庭であつても...
長塚節 「我が庭」
...まるで出口がないような残刻極まる状態であった...
夏目漱石 「夢十夜」
...妖艶極まる不思議な媚態(ポーズ)だとされて居りました...
野村胡堂 「踊る美人像」
...これは馬鹿げた愚か極まることですよ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...楽しいくらいだった舟行はいまや直接に生命を脅やかす危険極まるものになった...
久生十蘭 「海難記」
...奴隷(どれい)同様な真似をするなんぞッて実に卑屈極まる……しかし……待(まて)よ……しかし今まで免官に成ッて程なく復職した者がないでも無いから...
二葉亭四迷 「浮雲」
...社会は如何に野蛮極まるであろうという者もあるが...
正宗白鳥 「論語とバイブル」
...見たくてたまらないという奇怪極まる反逆的な作用と...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その海上の往来こそかえって危険極まるものらしいのである...
吉川英治 「黒田如水」
...そして無礼極まる態度をもって...
吉川英治 「三国志」
...不勉強極まる行状だし...
吉川英治 「源頼朝」
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