...彼等自身の中に猶極めて多くのよきものを持つてゐた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...漁夫たちは何か魔でもさしたように思わず極度の不安を目に現わして互いに顔を見合わせた...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...アララットの雪線は極めて高く...
石川欣一 「可愛い山」
...自然物を集める人は極めてすくない...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...松井田は極く若い青年時代にある事情から殺人罪を犯している身の上だった...
海野十三 「空中墳墓」
...二月五日諭吉…………様尚(なお)以(もって)彼の草稿(そうこう)は極秘(ごくひ)に致し置...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...アントニイのほうがとくに積極的でけんのんだ...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...何と安価な極楽浄土だらう...
種田山頭火 「其中日記」
...観客は極めて短い時間の間にこの動物のあらゆる特徴を最も純粋にまた最も強調された形において観察することが出来るのである...
寺田寅彦 「教育映画について」
...この似而非統制(「統制」と呼ばれながら統制以上の或るもの)の内容が何に向かって動きつつあるかの見極めにあったのである...
戸坂潤 「思想動員論」
...極めて多数の団体は...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...高木銀次郎から私へくれた戀文が七本」お紋もさすがに極りが惡さうでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...現代のこうした極度の絶望状態を表現しえたのは...
原田義人 「「世界文学大系58 カフカ」解説」
...北極のように暖流や暖かい気流の流入がないので...
久生十蘭 「南極記」
...梅が上古に我邦に渡った時は多分種類は一種か二種か極めて鮮なかった事が想像せらるる...
牧野富太郎 「植物記」
...鯖は活(い)き腐(ぐさ)れというほどに腐りやすいものですからこれには極く新しい魚を用いなければなりません...
村井弦斎 「食道楽」
......
柳田国男 「海上の道」
...在りし日の人を胸に思いながら歩いて帰ることも極(きま)っていた...
吉川英治 「日本名婦伝」
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