...小さな楢の木のこちらから...
石川欣一 「可愛い山」
...砂風呂の異変楢平と帆村とは...
海野十三 「蠅男」
...壁に小出楢重(こいでならしげ)の小さな硝子絵(ガラスえ)が一枚懸けてあるだけで...
谷崎潤一郎 「細雪」
...・草のそのまま枯れてゐるそのまま枯れて草の蔓(ツル)・楢の葉の枯れてかさかさ鳴つてゐる・燃えてあたたかな灰となつてゆく・食べるもの食べつくし何を考へるでもない冬夜・いたづらに寒うしてよごれた手・冬日まぶしく飯をたべない顔で・落葉ひよろ/\あるいてゆくひよろ/\あるけばぬかるみとなり落葉する・落葉して夕空の柚子のありどころ(再録)一月十九日雪もよひ...
種田山頭火 「其中日記」
...・はれてひつそりとしてみのむし・火鉢ひとつのあたゝかさで足る・なむからたんのう御仏の餅をいたゞく・ふくらうはふくらうでわたしはわたしでねむれない・汽車のひゞきも夜あけらしい楢の葉の鳴る・火の番そこから遠ざかるふくらう二月十四日今日は旧のお正月です...
種田山頭火 「其中日記」
...楢(なら)や栗の葉はまったく落ちつくして...
田山花袋 「田舎教師」
...楢茸(ならたけ)...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...楢林らと並んで舊家である...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...「――楢林家記に...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...楢(なら)の小枝を折って蜘蛛(くも)の巣を打ち払いながら北を指して行ったが...
中里介山 「大菩薩峠」
...楢の木の生子を行けば...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...我れ少年の時より、學校を厭ひて林を好み、常に一人行きて瞑想に耽りたる所なりしが、今その林皆伐られ、楢、樫、の類、むざんに白日の下に倒されたり...
萩原朔太郎 「純情小曲集」
...岩根踏み誰かは訪はん楢の葉の戦ぐは鹿の渡るなりけり 女院哀れに思召して...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...楢(なら)の木の下のブン蛙のおうちに来て高く叫びました...
宮沢賢治 「蛙のゴム靴」
...「楢夫さん...
宮沢賢治 「さるのこしかけ」
...楢夫は、入口から、急いで這(は)い込みました...
宮沢賢治 「さるのこしかけ」
...」と楢夫は思いました...
宮沢賢治 「さるのこしかけ」
...楢(なら)であったか...
和辻哲郎 「京の四季」
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